東北大学大学院 医工学研究科 / 東北大学大学院 医学系研究科

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※大学院生募集中! 当研究室は、「医工学研究科 神経外科先端治療開発学分野」および「医学系研究科 神経外科先端治療開発学分野」をあわせた研究室です。選んだ研究科により修士/博士(医工学)もしくは修士/博士(医学)が取得できます。いずれの研究科を選択しても、行える実験に違いはありませんが、カリキュラムが異なりますので、内容を確認してください。興味がある方は、お気軽にご連絡下さい。

お知らせ

研究内容紹介

メンバー

研究業績

お知らせ

新メンバーを迎え入れました


2023年4月1日付で、医学系研究科助教だったSherif先生が医工学研究科准教授に昇任し、助教には、東京大学理学系研究科出身の菅野先生が着任しました。菅野先生は東京大学の合田研究室出身の先生で、光工学が専門です。研究室内で融合領域研究を推進できることを期待しています。

加藤先生、尾崎先生は大学院を卒業し、4月からは永井先生が研究生活に入りました。

新メンバーを迎え入れました

スタッフでは、遠藤俊毅先生が東北医科薬科大学脳神経外科 准教授としてご移動され、園部真也先生が助教として加わりました。AI研究を中心に研究に携わって頂く予定です。

本研究室初の医工学研究科側の修士学生であった喜多君が卒業し、エプソンに就職いたしました。寂しいですが、素晴らしい企業で第一歩を踏み出しました。今後の活躍を楽しみにしています。

また、社会人大学院生として、岩手県立中央病院脳神経内科の土井尻先生が加わり、脳梗塞の血栓に関する研究を行うこととなり、脳神経外科からは北村先生が脳梗塞の課題に取り組んでいく予定となりました。

ページを更新しました

いろいろとあり永らく更新していませんでしたが、各ページの情報を更新しました。研究が終了し、脳神経外科の二宮敦彦先生、加藤侑哉先生が臨床に戻り、冨永慶太先生、中屋敷諄先生、大友真優子先生が、現在研究を行っています。医学系研究科神経外科先端治療開発学分野の当研究室の学生としては、Yuan先生、Shadi先生、Mousa先生、Yin先生が加わり、研究室がずいぶんと賑やかになりました。医工学側では、当研究室最初の学生である喜多寛文君が現在修論をまとめている最中です。と、脳神経外科の大学院生である加藤侑哉先生が当研究室で研究を行います。

また、脳神経外科の佐藤吉通先生、真貝勇斗先生は、それぞれサンフランシスコ、ニューヨークに留学中です。

スタッフとしては、助教のSherif先生も、近日中に1年間ほどボストンに留学予定です。学術研究員として働いてくださっていた渡部さんは、Muse細胞臨床研究寄附研究部門の助教として就任し、部門のために働いて下さっています。

新型コロナウィルスの問題があり、歓送迎会などもままならず、寂しいですが、新しいメンバーを迎えられうれしく思います。

新メンバーを迎え入れました

いろいろとあり投稿が遅れましたが、4月から新しいメンバーを迎え入れました。

当研究室の医工学側としては最初の学生である喜多寛文君と、脳神経外科の大学院生である加藤侑哉先生が当研究室で研究を行います。

また、脳神経外科大学院生の二宮敦彦先生もてんかんを主とした研究を行う中で一緒に活動していきます (新妻が直接の指導ではありませんが) 。佐藤吉通先生も、留学前ではありますが(今の世の中、いつ留学が可能になるかはわかりませんが・・・)その準備も含めて研究活動を行います。

新型コロナウィルスの問題があり、歓迎会などもできませんし研究も自粛しなければならない中で不自由な状態ですが、新しいメンバーを迎えられうれしく思います。

論文掲載(Neuroscience)

当研究室で継続的に取り組んでいるtiRNAに関する報告がNeuroscience に掲載されました( doi: 10.1016/j.neuroscience.2020.03.018. [Epub ahead of print])。

Stress Induced tRNA Halves (tiRNAs) as Biomarkers for Stroke and Stroke Therapy; Pre-clinical Study.

中大脳動脈閉塞後にtRNAが切断される現象の詳細を追い、また、ミノサイクリンなどの神経保護的な治療後の変化を検証しました。切断されたtRNA (tiRNA)が脳卒中や治療反応性のバイオマーカーになる可能性が示唆されました。

論文掲載(Sci Rep)

エジプトでCFDに取り組むSaqr先生との共同研究の論文がScientific Reports (Vol. 10, No. 1)に掲載されました。

The hemodynamic complexities underlying transient ischemic attacks in early-stage Moyamoya disease: an exploratory CFD study.

もやもや病の複雑な血行動態をCFDで検証した報告で、高分解能のLarge Eddy Simulationを用いています。血行動態にblood hammer現象などが関与する可能性も示され、今後の病態解析や抗血小板薬の使用法などの研究に貢献する可能性があります。

論文掲載(Heliyon)

当研究室と医工学研究科骨再生医工学分野の鎌倉教授、歯学部との共同研究の論文がHeliyon (Vol. 6, No. 2)に掲載されました。

Octacalcium phosphate collagen composite (OCP/Col) enhance bone regeneration in a rat model of skull defect with dural defect.

新規骨再生材料を用いたラット頭蓋骨欠損に対する治療に関する報告です。この結果などをもとに、新規骨再生材料OCP/Colの脳神経外科における臨床応用を目指して開発を継続しています。

論文掲載(J Cell Physiol)

流体科学研究所 太田研、エジプトでCFDに取り組むSaqr先生との共同研究の論文がJournal of Cellular Physiologyにオンライン掲載されました。

Epigenetic response of endothelial cells to different wall shear stress magnitudes: A report of new mechano-miRNAs.

ヒト内皮細胞を流体中で培養し、細胞にかかるshear stressの状態と、発現するmicroRNAの関係などを検証した報告です。5つのmicroRNAを見出し、そのpathwayなども検証しました。結果として、低いshear stressはアポトーシスの経路と関連し、高いshear stressは、増殖性変化や炎症性変化に関連があると思われました。

論文掲載(Stroke)

当研究室と細胞組織学分野 出澤研、South Florida大学のBorlongan先生との共同研究の論文がStroke (Vol. 51, No. 2)に掲載されました。

Intravenously Transplanted Human Multilineage-Differentiating Stress-Enduring Cells Afford Brain Repair in a Mouse Lacunar Stroke Model

生命科学インスティテュート社で開発しているMuse細胞製品CL2020をマウスラクナモデルに対して静脈内投与し、その治療効果を検証した報告です。ヒトへの臨床応用の基礎となる報告で、製剤による脳梗塞の治療効果が示されました。