第7回日本BMI研究会を令和2年10月3日に宮城県仙台市で開催させていただくことになりましたが、新型コロナウィルスが収束せず、ご参加の皆様の所属施設の行動制限などの問題もございましたので、現地開催を断念しWeb開催の形態を取らせて頂くことになりました。

BMI(ブレイン・マシン・インターフェイス)とは、「脳と機械の間で直接信号をやりとりして人の神経機能を代行、補完する技術」です。2000年以降急速に進歩し、臨床応用も近づいてきています。本研究会は、BMI研究の発展、普及を目指し、臨床医、神経科学者、医工学者などが交流を図る目的で、平成26年に「脳神経外科BMI懇話会」として設立され、一昨年の第5回から「脳神経外科BMI研究会」へと発展しました。さらにこの度、広く様々な領域の方々の参画を期待して、「日本BMI研究会」に名称を更新いたしました。

本会では、例年通り各施設の研究進捗状況、今後の取り組み、研究・臨床の動向などをご発表いただくとともに、特別講演1としては生体親和性ハイドロゲル電極を研究しておられる、東北大学大学院医工学研究科 ウェットデバイス工学分野 西澤松彦先生をお招きしてご講演いただきます。特別講演2としては、国立精神・神経医療研究センター 脳神経外科 岩崎真樹先生をお招きして、頭蓋内脳波の課題と取り組みにつきご講演いただきます。

新しい形態を取る形になりましたが、活発な意見交換をいただければ幸いです。皆様のご参加をお待ちしております。

会場の星陵オーディトリアムは2015年に改修された大変新しく最新の音響設備を持つ講堂を有します。快適な環境の中、活発な意見交換をいただければ幸いです。皆様のご参加をお待ちしております。

※大きな講堂ですので、密になることなく参加できます。3密の点からもご安心ください。

星陵オーディトリアム

第7回日本BMI研究会 世話人
冨永 悌二(東北大学大学院医学系研究科神経外科学分野 教授)